夫婦が生み出すイスラエルの砂漠地帯の良質ワイン|Galai Winery
この記事の目次
Galai Wineryのプロフィール
Jerusalem(エルサレム)から南西へ約40㎞。
ネゲヴ砂漠北部のMoshav Nir Akiva(モシャヴ ニル アキバ)に位置するGalai Winery(ガライ ワイナリー)の設立は2002年。
年間5,000〜7,000本のワインを生産する家族経営の小さなワイナリーです。
Assaf Galai(アサフ ガライ)氏とSigalit(シガリット)夫人によって運営されており、特徴的なエチケットのデザインは、アサフ氏の曽祖父に由来。
宝石商兼法廷画家であった曽祖父が造ったグラフィックが反映されたものです。
近年ではワインの評価も高めており、イスラエル最大のワインコンテストであるTerraVino(テラヴィーノ)や、ESHKOL HAZAHAV(通称ゴールデン クラスター)で好成績を収める銘柄も生んでいます。
Galai Wineryのおすすめワイン
それでは白、ロゼ、赤をそれぞれ1種ずつ紹介します。
カーサ ブランカ
力強い赤ワインを生む品種として有名なカベルネ ソーヴィニヨン。
そんな黒ブドウから造られるちょっと珍しい白ワインです。
果皮の色素を抽出せず、ブドウの果肉だけを発酵させることで白ワインに仕上げられており、やや濃い目のゴールドの色調。
白桃や柑橘系の香りで、ほんのり甘味を伴ったフルーティーな味わいですが、力強いカベルネらしさを思わせる少しのタンニンや苦味も垣間見えます。
バランスの良い味わいはミネラル豊富な魚貝類や、少々コクのある鶏肉料理との相性も良く、あらゆる料理に寄り添ってくれます。
また、ちょっと珍しいワインをプレゼントしたい時にはカベルネの白はおすすめです。
カーサ ローザ
メルローから造られるフルーティーなロゼワインで、2019年のTerraVinoにおいて2018ヴィンテージがゴールドメダルを獲得した銘柄です。
美しいサーモンピンク。
柑橘系の爽やかさに白桃やアンズのフルーティーな果実香に、バラの華やかさや蜂蜜のニュアンス。
フレッシュでフルーティーな果実味はミディアムボディで、適度な酸が味わいをまとめ、ほのかな苦味を後口に感じると、それらの風味を残した心地よい余韻があります。
ワイン単体でも優雅な気分を楽しめますが、魚介のカルパッチョやトマト系パスタなどとの相性も良いワインです。
カーサ ネゲヴ
カベルネソーヴィニヨンとメルローをブレンドして造られるバランスの良い赤ワインで、2019年のTerraVinoにおいて2014ヴィンテージがシルバーメダルを獲得。
2020年のゴールデン クラスターでは2016ヴィンテージが1位の評価を獲得しています。
深みのあるルビーレッド。
イチゴやチェリーを思わせるチャーミングな香りに、スパイスやチョコレートの風味も加わります。
味わいも豊潤な果実味が主体のミディアムボディで、適度なタンニンと酸がバランスを整えます。
赤ワインですが、少し冷やし気味にしても軽快さが増すカジュアルさがあり、気軽なピザ、ビーフシチューや肉じゃがなど家庭料理にも寄り添う親しみやすさがあります。
【アクセス】
Galai Wineryへの訪問、プラン内容、営業時間など、くわしくは電話またはメールでお問い合わせください。
【住所】 Moshav Nir Akiva, 8536500
【電話】 +972 54-216-6321