イスラエルの歴史ある優良生産者|1848 Winery
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1848 Wineryのプロフィール
エルサレムから南西へ約50キロにある1848 Wineryは、Shor(ショー)家が8世代にわたりワインを生産する歴史ある生産者。
2020年現在当主で8代目のYossi Shor(ヨッシ ショ一)は、2006年に1848 Wineryを設立しており、1848は初代がワイナリーを設立した西暦を表しています。
生産されるワインのラインナップには2~7の数字があしらわれており、それは世代と共に成長しているワインの品質を表現。
数字が小さいセカンド・ジェネレーションほどカジュアルで、数字が大きいセブンス・ジェネレーションほど上質なワインとなっており、さらにその上にリザーヴ、そしてスペシャルリザーヴがあるという構成です。
近年のイスラエルワインの急成長に伴い、ワインコンサルタントや醸造家と契約するなどして品質を向上させており、優れたブティック・ワイナリーのひとつとして地位を確立。
イスラエル国内では最大規模のワインコンテストであるTerra Vinoにおいて、好成績を獲得するワインも生んでいます。
1848 Wineryのおすすめワイン
それではおすすめワインを白1種、赤2種紹介します。
フォース ジェネレーション シュナン ブラン
フランスのロワール地方や、南アフリカで有名なシュナン・ブランから造られる白ワインです。
カリンやメロンなど、トロピカルなニュアンスが特徴的で優しい味わい。
ミネラル豊富な魚介類のパスタやチーズを使った料理などに、そっと寄り添うような親しみやすさがあるワインです。
セブンス ジェネレーション カベルネ ソーヴィニョン
前述のワインコンテスト、Terra Vino2016でダブルゴールドメダルを獲得した赤ワインです。
骨太で力強い味わいを生むカベルネ・ソーヴィニョンから造られるこのワインは、豊富な日照による熟度の高い果実味と、夜の冷え込みによる美しい酸味を両立したバランス感覚があります。
円熟した果実味にスパイスや土、焙煎された樽の芳ばしいニュアンスなども加わった凝縮感のある味わいで、シルクのような滑らかな舌触り。
少しの苦味をアクセントに持ち、それらの風味を残した長い余韻へと導かれます。
スペシャル レゼルヴ
1848 Wineryにおけるトップカテゴリーの赤ワインです。
カベルネ・ソーヴィニョンを主体に、複数品種ブレンドして造られるフルボディの赤ワインで、アルコール度数15.5%の高アルコールでありながら、それを感じさせないエレガントさがあります。
凝縮感溢れる果実味は少しの甘味があり、スパイス、チョコレート、コーヒー、森の土、などの複雑な風味に深いコクと美しい酸味。豊富なタンニンはビロードのように滑らかさ。
様々な要素が一体となり支え合うバランス感覚があり、長い余韻は至福のひとときを楽しませてくれます。
【アクセス】
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