イスラエル北部のワインへの愛情がたっぷり詰まった小規模ワイナリー「ラモット・ナフタリ・ワイナリー」
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Ramot Naftaly Winery(ラモット・ナフタリ・ワイナリー)
ラモット・ナフタリ・ワイナリーは、イスラエル北部レバノンとの国境近くの、ケデシュ・ヴァレー地域に位置しています。
この地域では、古くから良質なワイン用ブドウが栽培されてきました。醸造家のイツハク・コーヘン氏はワインをこよなく愛しており、農業やブドウ畑の栽培に携わりながら、長年にわたり小規模で高品質な家族経営のワイナリーを設立することを夢見ていました。
そして1989年にゴランハイツ・ワイナリーのCEOを務めた後、2003年に自身でワイン造りを始めました。
自身でのワイン造りを開始して以来、コーエン氏が造るワインは、イスラエル国内はもちろん国外でも高い評価を受けています。
コーエン氏は栽培・収穫から醸造・熟成・瓶詰めに至るまで、ワイン造りの全工程を、愛情とこだわりをもって行っており、年間10,000本という少ない生産量を維持しながら、高品質なワインを生産し続けています。
ラモット・ナフタリ・ワイナリーのブドウ畑はワイナリーの近くにあり、豊かで肥沃な土壌はカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、シラーなどの国際品種から、バルベーラ、プティ・ヴェルド、マルベックなどのユニークな品種まで幅広い栽培に適しています。
ラモット・ナフタリ・ワイナリーでは、それぞれの品種の個性が楽しめるワインを生産することを目標としてワイン造りを行っています。
ラモット・ナフタリ・ワイナリーのおすすめワイン
バルベーラ
ラモット・ナフタリ・ワイナリーは、イスラエルで初めてバルベーラを生産したワイナリーの一つです。ワイナリーに隣接した、手入れの行き届いたブドウ畑から採れたバルベーラ100%で造られるこのワインは、色合いは紫色で、香りは花のようなフローラルなアロマが力強く感じられます。
フルーティでバランスのとれた味わいが特徴で、長い余韻が残ります。
デュエット
デュエットは、ワイナリーの中でも認知度が高く、人気のある赤ワインです。メルローとカベルネ・ソーヴィニヨンをブレンドしています。
ワインの色は深みのある赤紫色をしており、カベルネ・ソーヴィニヨンのアロマと、メルローの軽やかさと柔らかさが感じられます。
飲んだ後も、濃厚なフレーバーが口の中に長く残ります。
ワイナリー見学
2009年にラモット・ナフタリ・ワイナリーは新しいビジターセンターをオープンしました。このビジターセンターでは、ブドウ畑から醸造と熟成の手順を経て、最終的にワインができるまでの生産工程を間近で見学することができます。
またワインを試飲したり、ワイナリー内のガイドツアーを楽しむことができます。
ビジターセンターでは最大100名までのプライベートイベントも開催可能です。ビジターセンターは週末を中心に営業していますが、事前に予約をすれば平日に訪問することも可能です。
ビジターセンターの営業時間等、詳細は直接ワイナリーにお問い合わせください。
残念ながら現在、日本でラモット・ナフタリ・ワイナリーのワインは販売されていませんが、イスラエルを訪れた際にはぜひワイナリーに訪問して、ワインを楽しんでみてはいかがでしょうか。
【ラモット・ナフタリ・ワイナリー詳細情報】
Tel:04-6940371
Fax:04-6902661
Email:winery@ramotnaftaly.com
HP: https://www.ramotnaftaly.com/
住所:Moshav Ramot Naftaly, Mobile Post Office Merom Galil 13830
※ワイナリーへはモシャヴ・ラモット・ナフタリに入った後、直進してT字路を左折し、広場を通り過ぎ、50メートル先で左折して砂利道に入ってください。