「砂漠のオアシス」美味しいイスラエルワインと憩いの空間|Ramon Vineyard
この記事の目次
Ramon Vineyardのプロフィール
Ramon Vineyard(ラモンヴィンヤード)はネゲヴ砂漠の中心部Mitzpe Ramon(ミツペラモン)にあるブドウ園。ミツペラモンの開拓者グループにより2010年に設立され、ブドウ園の栽培面積はネゲヴ砂漠では最大です。
ワインを醸造する設備は持たないため、収穫されたブドウはイスラエルの6つのワイナリーに届けられ、それぞれが醸造してワインになります。また、ブドウ園の利益の半分はミツペラモンの教育と福祉事業に使用する仕組みになっています。
ブドウ園の中心には遊泳用のプールや、手入れの行き届いた庭園があり、広大な砂漠の景色も広がります。
のんびりとした憩いの空間があり、観光客はもちろん、地元住民やこの地域で活動する兵士たちも集まる「砂漠のオアシス」となっています。
Ramon Vineyardのワインのラインナップ
生産するワイン全4銘柄を紹介します。
白ワイン
シャルドネ(左端)
フレッシュでフルーティーな味わいが魅力の白ワインです。
土地の特性を反映しやすく、産地によって味わいを変化させるシャルドネは「変幻自在」の品種とも呼ばれます。イスラエルの砂漠の豊富な日照の下で育ったこのシャルドネは、円熟した果実味を持ちつつ、砂漠地帯の夜の冷え込みで綺麗な酸味を持ち合わせた、バランスの良い味わいになります。
また、シャープなリンゴ酸をまろやかな乳酸に変化させる「マロラクティック発酵」をあえて行わない選択をしており、フレッシュでフルーティーな味わいが際立っています。
しっかり冷やせば酸が際立ち軽快な飲み口が楽しめますし、少し温度を上げれば果実の風味の広がりある味わいを楽しめるでしょう。
ゲヴェルツトラミネール(左から2番目)
トロピカルフルーツを思わせる芳醇な香りと甘味を持ったフルーティーな白ワインです。
真夜中に丁寧な手摘み収穫されたブドウは、高温と日光を避けることで健全な状態のままワイナリーへ届けられることで、純粋さや雑味の無い味わいが得られ、豊潤なライチの香りを持つゲヴェルツトラミネールらしさを感じられるワインを生んでいます。
ほんのり甘味のあるワインが好みの方におすすめですが、優しい甘味は辛みをやわらげる効果もあり、スパイシーなエスニック料理などに合わせても楽しいマリアージュになるでしょう。
赤ワイン
メルロー(右から2番目)
優しく厚みのある味わいが魅力の赤ワインです。
土地やブドウの個性を最大限に表現するために濾過は粗めにしており、メルローらしい豊潤な果実味に角の取れたタンニンと穏やかな酸、大地を連想させる土のニュアンスも味わいに奥行きを与えます。
厚みのある優しい味わいはコクの豊かな肉料理などに寄り添い、広がる味わいを楽しめるでしょう。
カベルネ ソーヴィニョン(右端)
フルーティーでバランスの良い赤ワインです。
骨太で力強いワインを生むカベルネ ソーヴィニヨンですが、このワインは比較的軽快に仕上げられており、ほどよい果実味とタンニン、綺麗な酸味も感じられます。
カジュアルなピザやパスタとの相性も良く、少し冷やし気味にしても軽快さを楽しむことができるでしょう。
ワイナリーへの訪問
家族にも人気のブドウ収穫体験
Ramon Vineyardでは、ワイン用のブドウ以外に3種の食用ブドウも栽培しています。
収穫の時期(およそ7月~9月)になると、予約制でそのブドウを収穫を体験できるプランが用意されており、スタッフの指導の下、自身の手でブドウを収穫。それを食べることができるため、子供連れのファミリーにも人気を集めています。
ワインの試飲と料理
もちろんRamon Vineyardで収穫されたブドウから造られたワインを楽しむことも可能で、素敵な庭園に置かれたテーブルでワインを楽しんだり、チーズや肉料理など多彩な料理を組み合わせることも可能です。
その他にも以下のようなプランがいくつか用意されています。
・ブドウ園や砂漠地帯をサイクリングするプラン。(約1時間)
・バスケットの作り方を学び、自分だけの大きなバスケットを造るプラン。(4~5時間)
※詳しいプラン内容や料金、予約の要不要などはワイナリーへお問い合わせください。
【営業時間】
日曜~木曜日 9:00~16:00
金曜日 12:30~17:00
土曜日 休日
【住所】 Road 171 Mitzpe Ramon
※詳細住所はカーナビアプリなどを使って調べて訪問ください。
【電話】 + 972-55-6673460
【メール】info@keremramon.org