良質イスラエルワインを牧歌的な雰囲気で楽しめるYaffo Winery
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Yaffo Wineryのプロフィール
Yaffo Winery(ヤッフォ ワイナリー)はエルサレムから南西に約20㎞に位置するコーシャのワイナリーです。
始まりは1998年。オーナーであるMoshe Tzelniker(モシェ ツェルニカー)氏と妻のAnne Mary Zelniker(アン メアリー ツェルニカー)女史が、2,000本程度のカベルネ・ソーヴィニョンを造ったことから。
ワインへの評判も高く年々生産量を増加。年間25,000本は決して多いとは言えませんが、近年では様々な品種のワインを生産するまでに成長しました。
モシェ氏とアン女史の息子であるStefan Tzelniker(ステファン ツェルニカー)氏は、ヘブライ大学で農業の学位を取得。その後ブルゴーニュで醸造学を学び、現在は両親と共にワイナリーを牽引しており、更なる発展の原動力となっています。
ブドウ畑があるElla valley(エラ バレ-)は、古くからブドウ栽培が繁栄していた土地で、その事は旧約聖書の記術からも確認できるほど。イスラエルのプロヴァンスと呼ばれるほど恵まれた環境で、適切な日照やブドウ栽培に適した土壌があります。
そのような環境に畑を持つYaffo Wineryは、これからの発展にも期待できるでしょう。
Yaffo Wineryのおすすめワイン
それでは白1種、赤2種紹介します。
オマージュ シャルドネ
シャルドネ100%。軽快でフルーティーな飲み口が魅力の白ワインです。
若々しく瑞々しい果実味をフレッシュな酸がまとめる味わいで、後口に仄かな苦味も感じられます。
バランスの良い味わいは万人受けしやすい心地よさがあり、ミネラル豊富な魚介類のカルパッチョや、ピザやグラタンなどチーズを使った料理などとの相性も良いでしょう。
オマージュ メルロー・シラーズ
メルローとシラーをブレンドして造られる、豊潤で優しい味わいが魅力の赤ワインです。
深い紫色の外観。カシスやブルーベリーの果実香に、樽やブラックペッパーにチョコレートのニュアンスも加わります。
厚みのある果実味は飲み応えがありますが、熟した果実の柔らかなタンニンと適度な酸味は優しい飲み口を表現しており、丸みのある質感は親しみやすさを感じさせます。
チーズやバターを使った料理や、コクのある牛肉料理などに優しく寄り添い、広がる味わいを楽しめるでしょう。
ヘリテージ
カベルネ・ソーヴィニョン、シラー、メルローの3種をブレンドした、濃厚でリッチな赤ワインです。
濃縮された果実味は少しの甘味を伴い、適度なタンニンと酸は味わいの構造を形成。スパイス、バニラ、コーヒー、革製品といった複雑な風味も重なった充実感のある味わいがあります。
10年程度の熟成に耐えるポテンシャルも持ち合わせており、熟成させるほど成分は溶け合い、角の取れた落ち着きある味わいが現れます。
奥深いワインの味わいは、コクの深い上質な料理に合わせることで、互いを引き立て合うマリアージュを楽しめるでしょう。
ワイナリーへの訪問
予約が必要ですが、ワイナリーは訪問も受け入れており、1人あたり65NISでワインのテイスティングを楽しむことも可能。牧歌的な雰囲気の中で楽しむワインも魅力的です。
【営業時間】日曜~金曜日 11:00~日没まで
【休日】 土曜日
【住所】 Moshav Neve Michael
※詳細住所はカーナビアプリなどを使って調べて訪問ください。
【電話】 0544 -523201
【メール】 info@yaffowinery.co.il