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イスラエルへ旅行するときはどのような服装が良い?【調べてみた】

 記

中東の国「イスラエル」。エルサレムは世界三大一神教の聖地であり、宗教に関連した施設、歴史的な文化遺産などがたくさんあります。

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また、商都のテルアビブは、ハイテクの街で有名ですがまるで南ヨーロッパ、地中海リゾートを思わせる雰囲気で全く異なった様相をしています。

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そんなイスラエルを訪問するときにはどんな服装をすると良いのでしょうか。気候と服装の面からご紹介します。

イスラエルはどんな気候なの?

まず、イスラエルに行くにあたって服装を考える前に気候を知る必要があります。イスラエルは地中海に面しているため、比較的温暖な気候です。ただし、国土が縦に長く南北で大きく気候が異なります。緯度で言うと日本の大分県から鹿児島県あたりまでです。

イスラエル地図
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イスラエルの北部からテルアビブのある中部にかけては、雨季と乾季の2つに分かれており、4月から11月頃までが乾季、11月から3月頃までが雨季になります。

観光シーズンとして人気があるのは4月~5月と10月~11月にかけてです。この時期は天気が良いだけでなく暑さもそれほどではなく観光に適しています。

一方、南部は砂漠地帯であり、雨季と乾季はあるものの降水量が少なく、夏の時期は非常に暑くなります。また、冬は突然雨が降ると川ができ鉄砲水など発生し気をつけなければなりません。

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このため、行き先と季節によって服装が変わることになります。

テルアビブと東京の気温と降水量比較

テルアビブと東京の気温と降水量比較(1987年から2010年の平均値)
(引用元:旅行のとも、ZenTech

イスラエルに旅行するときに必要な服はどんなもの

イスラエルに行くときの服装は、行き先がテルアビブやエルサレムであれば、日本とほぼ同じような感覚でいれば良いです。

テルアビブの夏の平均気温は30℃前後であり、半袖短パンで十分です。日本と比べると海沿いにもかかわらず湿気が少なくからっとしています。

ただ、空気中に水蒸気が少ない分日差しが強く、サングラスが必要なくらい眩しく、日焼け防止も必須です。エルサレムに行かれる場合は、宗教上の観点から特に女性の方には肌を出さない羽織るものもあると良いでしょう。

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ただし、乾燥して日照時間も長いことから寒暖差が激しく、真夏でない場合は朝晩に半袖短パンでは寒さを感じることもあります。

また、イスラエルは総じてホテルやレストランはエアコンが強く、凍えるような温度設定となっていることも多いです。上に羽織る薄手の長そでがあると重宝します。

また、エルサレムは、テルアビブとは異なり標高800mに位置しています。そのため、テルアビブよりも2-3度温度が下がり、特に朝晩の寒暖差が大きくなります。エルサレムの場合は、テルアビブよりもやや防寒対策をしておくと安心です。

夏は暑いイスラエルですが、中東のイメージとは裏腹に雨季の冬の時期になると結構冷え込みます。テルアビブの冬の時期の最低平均気温は8℃前後であり、日本ほどではないものの厚手の服がないと寒く感じます。

最高気温も16℃前後までしか上がらない日々があり、雨が増えます。このため、日本ほどの防寒着、マフラーなどは必要ないものの厚手の上着があると安心です。

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イスラエルのビジネススタイルは

イスラエルで仕事をするのであれば、ビジネスの服装も知っておかなければいけません。

現地の人だけでなく欧米の人も多いイスラエルでは、ビジネススタイルも日本よりかなりラフな感じです。男性ビジネスマンの服装で多いのは、夏場はポロシャツにチノパンやジーンズという服装です。Tシャツに短パン、サンダルという姿も見かけます。ですので、ネクタイをする習慣は全く無く、フォーマルなスタイルが求められるような弁護士でなければネクタイをすることはありません。そのため、日本で一般的なビジネススタイルだとかなり堅苦しい雰囲気になります。

ただ、夏場はミーティングルームが冷え込みますので、寒さに弱い方はそういう意味でジャケットか何かしらの上着はあった方が良いかもしれません。「ビジネスカジュアル」というスタイルであればどこでも問題ないと思います。

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気温の高い時期であれば、これで十分ですが雨季など少し寒くなる時期では上着を着ることもあります。ただし、こんなときでもネクタイをしている人は稀です。

女性もフォーマルが求められるときには、日本の夏場のような服装ですが、色は黒系よりもブラウンやグレー系の色が多いです。このため、仕事をするときにも日本とほぼ同じ服装を持っていけばよいです。

また、現地でもこうしたビジネススーツは男女問わず販売されているので、持っていくのを忘れてしまっても購入することができます。(メーカーは欧米のメーカーが多い)

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イスラエルの服装で注意点は

 日本でも場所や時期によって、服装のマナーがあるように、イスラエルでもマナーがあります。特に、ユダヤ教やキリスト教など複雑に宗教が入り組んでいる国だけあって、宗教に関係したものが多いのが特徴です。

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まず、イスラエルの服装で真っ先にイメージするのが「女性の肌の露出」ではないでしょうか。

ここで勘違いしてはいけないのが「女性の肌の露出」に関して厳しいのはイスラム教であり、ユダヤ教主流のイスラエルではアバヤやベールの着用をする必要はありません。死海周辺などのリゾート地では水着姿や短パン姿の女性もよく見かけます。

 その代わり服装で注意しておきたいのが、宗教関連施設(エルサレムなどの街も含めて)に関しては、ノースリーブや短パンで入ることはマナー違反になります。上から1枚羽織るなどの肌を露出しない工夫をしておきましょう。

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男性も宗教施設(ユダヤ教)に入るときには服装にマナーがあり、白い平たい帽子(キッパ)を着用します。この帽子はわざわざ買う必要はなく、着用が必要な場所では入り口で配布していたり、自由に持っていったりすることができるようになっています。

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宗教に対する信仰心が非常に高い国なので、それがそのまま服装にも表れているのがイスラエルです。

 

ただ、海外から来る人がそこまで神経質にならなくても大丈夫な雰囲気はあります。基本のマナーを知って気持ちよく過ごしましょう。