イスラエルの豊潤な赤ワインに特化する生産者|Tabernacle Winery
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Tabernacle Wineryのプロフィール
Tabernacle Winery(タベルナクルワイナリー)はGalilee(ガリラヤ)北部の静かな町、Moshav Tzuriel(モシャフ ツリエル)にある個人所有のブティックワイナリー。世界に通用するワイン造りを目指し、赤ワインだけに特化している生産者です。
所有する畑はアッパーガリラヤとゴランハイツにあり、標高は650〜850メートル。ブドウ栽培に適した温度、豊富な日照、適切な降水量などに恵まれた環境が整っています。
ワイン製造に携わるのはYossi Eisikovits(ヨシ エイシコヴィッツ)氏と、醸造コンサルタントのItay Lahat(イタイ ラハト)氏。
ラハト氏の指導の下、ブドウの果実味の豊潤さを表現するために、熟したブドウを選んでいることも特徴と言えます。
Tabernacle Wineryのおすすめワイン
それでは赤ワインを3種紹介します。
レゼルヴ レビデ
メルロー60%とシラー40%をブレンドしたミディアムボディの赤ワインです。
フレンチオーク樽で15ヶ月熟成されたこのワインは、熟したチェリーやブラックベリーの果実香に、樽に由来するバニラやチョコレートのニュアンスも感じられます。
熟したブドウに由来する豊潤な果実味はピュアでフルーティー。角の取れたタンニンは優しく、口の中をスッと流れるような飲みやすさがあります。
親しみやすい味わいは気軽な家庭料理などにも合わせやすく、カジュアルなピザやチーズを使用した料理などにもマッチします。
レゼルヴ シラー
シラー100%で造られるフルボディの赤ワインです。
熟度の高いシラーによる濃厚な色調。ブラックチェリーやカシスにスパイスや土の香りがあり、飲み応えのある豊潤な果実味を、豊富なタンニンと酸が引き締めバランスを整えます。
シラーらしいスパイシーさや凝縮感のある果実味があるワインで、出荷後3年~4年熟成させることで成分が溶け合い、落ち着きある円熟味を楽しむこともできます。
飲み応えのあるスパイシーな味わいは、ブラックペッパーの効いたラムチョップや牛ステーキなどとの相性が良く、互いの味わいを引き立て合います。
ベザレル カベルネ ソーヴィニヨン
カベルネ ソーヴィニヨン100%で造られるワンランク上の赤ワインです。
充実した成分を持つこの赤ワインは、成分が溶け合うまでに時間を要するため、上記のレゼルヴクラスのワイン達よりも5ヶ月長い20ヶ月の樽熟成期間を設けています。
凝縮感のある味わいはフルボディで、しっかりとしたタンニンは骨格ある味わいを表現。豊潤な果実味を豊富な酸がまとめるバランスの良さがあり、濃厚ではありますが上質な果実に由来するピュアな味わいは繊細さも感じられクドさはありません。
また出荷後5~6年の熟成にも耐えるポテンシャルを持っており、熟成するほど大人びた落ち着きを見せます。
コクの深い牛肉料理などとの相性が良く、贈り物やプレゼントにも向いているワインと言えます。
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【住所】Lot 28, Tzuriel