イスラエルで良質な中価格帯のワインで規模を拡大するルエリア ワイナリー
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ルエリア ワイナリーのプロフィール
Lueria Winery(ルエリア ワイナリー)は2006年にGidi Saida(ギディ サヤダ)によって設立されたワイナリーで、レバノンとの国境も近いアッパー・ガリラヤのメロン山の麓に本拠地を構えます。
ギディ氏は、イスラエルのぺルターワイナリーのタル・ぺルターのもとでワイン製造を学んだ経緯があり、所有するメロン山の西斜面の標高の高いブドウ畑は、高品質なワインを生む条件が揃っており、その1例を挙げると、
・豊富な日照でブドウは成熟し、豊潤な果実味を持つようになること。
・玄武岩、テラロッサ、白亜質土壌が混在する特徴的な土壌で、いずれもミネラル分が豊富であるため、上質なワインが持つといわれる豊富なミネラル分がブドウに反映されること。
などがあり、そのような条件のもと生産されるワインは、2006年の設立当初数千本だった生産量も2016年には10万本以上に増産するほどで、成長著しい優良生産者と言えます。
ルエリア ワイナリーのおすすめワイン
それではルエリア ワイナリーのおすすめワインを白・ロゼ・赤それぞれ1種づつ紹介します
ルエリア シャルドネ
トロピカルな果実味と樽の風味の効いたミディアムボディの白ワインです。
柑橘系の爽やかさに加え、パイナップルやピーチのようなトロピカルな果実味があり、樽に由来するバターや焼いたパンにスモーキーなニュアンスも加わったリッチな味わいがあります。
よく冷やしてキレのある味わいを楽しんでも良いですが、10℃~12℃程度の温度で広がる風味を楽しむのも良いでしょう。
サッパリした繊細な料理よりも、鶏肉や豚肉、あるいはバターやオイルを使用したコクのある料理との相性が良いでしょう。
ルエリア ロゼ
イチゴやチェリーにバラの風味が広がるチャーミングなロゼワインです。
優雅な色調と華やかな芳香性、そしてほんのり甘味を伴ったフルーティーな味わいを、美しい酸が爽やかに締めくくります。
暑い日によく冷やしたロゼワインをパラソルの下で飲む。想像をするだけでも優雅なバカンス気分が楽しめるワインです。
ルエリア グラン バイタル
ルエリア ワイナリーを代表する上級赤ワインです。
使用比率は毎年異なりますが、おおむねカベルネ・ソーヴィニョンを主体にメルローとカベルネ・フランがブレンドされます。
厳選された最も上質なブドウだけを使用するこのワインは、濃厚でありながら雑味の無い透明感があるため、繊細さも同時に感じられます。
チェリーやラズベリーにプラムなどの凝縮感のある果実味に、コーヒーやバニラに森のような落ち着いたニュアンスが広がり、豊富なタンニンは骨格を形成します。そして適度な酸がバランスを整えると、それらの複雑で優雅な風味を残した長い余韻へと導かれます。
ワイナリーへの訪問
予約が必要ですが、ルエリア ワイナリーへの訪問は可能です。
・醸造所をガイド付きで巡り、いくつかのワインを試飲できるプラン。
・上記のプランに、プールやホットタブにサウナなどの施設利用を組み合わせたプラン。
・シェフが用意した料理と共にワインを試飲できるプラン。
など、いくつかのプランが用意されています。
※営業時間、休日、料金など詳しくはワイナリーへお問い合わせください。
電話番号 04-6980105
ファックス04-6989426
Eメールcontact@lueriawinery.com
住所:Moshav Safsufa(Kfar Hoshen)88